バッグの製造・販売などを手掛けるIFジャパン(大阪府)は10月、同社のオリジナルブランド「WA&CO」商品に福岡在住の働く女性の「生の声」を取り入れたオリジナルバッグを発売する。
6月から始まった企画は、通販のみで販売を行なっている同ブランドが「エンドユーザーの声を聞いて商品を作りたい」と考え「街に活気があり、積極的で明るい女性が多い印象」の福岡を選んだという。商品開発には地域情報誌「アヴァンティ」(中央区大名2)が協力し、福岡在住の働く女性たちと月2回のペースで会議を開き、「お洒落で機能的」なバッグを開発、来月には全国発売も予定している。
商品について同ブランド企画部主任の芝麻起子さんは、「A4判の書類も入る『おにぎり型』のバッグは、スーツばかりではなく『きれいめカジュアル』な服装での出勤も多い福岡の女性の地域性が出て楽しい商品になった」と話す。裏地の色や生地にもこだわった同品は、昼食時などに取り外して使える小さなバッグが付いているなどの特徴もある。