イベント「妖怪展」が7月5日、アクロス福岡(福岡市中央区天神1)2階メッセージホワイエで始まった。
8人の作家で結成した「グループカメレオン」が主催する初めてのイベントとなる。発起人は、イラストレーターでギャラリー「ふふ」主宰の谷口富さん。普段から親交の深い作家たちとの食事会で、妖怪をテーマにした作品展を開こうと盛り上がり、話が進んだ。グループ名は、一人一人の作風や経歴が異なることから、自由自在に変化するカメレオンにちなんだという。
テーマの「妖怪」は、キャラクターや身の回りにいる人をモチーフにしたもの、作者の心の中に潜んでいるものなどが描かれている。出展者は、Uracoさん、上原功暉さん、幸尾螢水さん、Junichiさん、谷口富さん、谷口亮さん、森信也さん、萬徳さん。プロ、アマチュア問わず、作品約30点が並ぶ。
谷口富さんは「日常で感じたことや身近に起きたことを、妖怪という視点で遊び心いっぱいに描いた。妖怪は怖くもあり、かわいくもある。展示を通じて、自分の内面や身の回りにいる妖怪を見つめてほしい」と話す。
開催時間は10時~18時(最終日は16時まで)。今月11日まで。