商業施設「イムズ」(福岡市中央区天神1)の閉館シンポジウム「黄金の天神カルチャー~イムズが目指した役割と行方~」が7月16日、イムズ9階「イムズホール」で開催される。
1989(平成元)年にオープンし、今年8月31日に閉館するイムズ。今回のシンポジウムは西日本新聞社(天神1)とイムズの共催で、「イムズが開花させた90年代の天神カルチャーとは?」として、イムズが「情報受発信基地」として街に与えてきた影響と役割を振り返るとともに、福岡市が推進する「天神ビッグバン」後の新時代における、新しい文化の担い手と形を展望する。
シンポジウムでは、福岡市生まれの演劇・映画評論家の梁木靖弘さんがコーディネーターを務め、パネリストとして劇団「ギンギラ太陽's」主宰の大塚ムネトさん、元三菱地所プロパティマネジメントの監査役・辻正太郎さん、近現代史研究家・アーキビストの益田啓一郎さん、アートコーディネーターの宮本初音さん、セブンセンス代表取締役・nommoc代表取締役の吉田拓巳さんが参加する。当日は西日本新聞社のウェブサイトでライブ配信も予定する。
開催時間は16時~18時(15時30分開場)。観覧無料。観覧には予約が必要で、電話(TEL 092-733-2007)で受け付ける(定員180人に達し次第締め切り)。