マヌコーヒーが現在、「manucoffee roasters クジラ店」(福岡市中央区白金1)の店前にコーヒー豆などの自動販売機を設置し、販売している。
マヌコーヒーは、福岡市中央区に大名店、春吉店、クジラ店の3店舗を構えるコーヒー店。運営はイースト・ミーツ・ウェスト・カンパニー・ジャパン(渡辺通3)。自動販売機でのコーヒー豆販売は、新型コロナウイルス感染防止のため時短営業となった際に、いつも通りコーヒーを買ってもらう、非対面購入の需要に対応する目的で、昨年末ごろから検討を始めた。今年4月下旬に試運転を始め、6月下旬に外観のラッピングが完成した。原則24時間販売する。
ラインアップは、店頭と同じくクジラ店で焙煎(ばいせん)したコーヒー豆で、「クジラブレンド」(250グラム、1,100円)、「エニィタイムコーヒー」(同1,500円)、「チョコっとユニーク」(同1,800円)など10種類、ドリップバッグセット(2袋400円~)、スコーンやビスケットなどの菓子、ペーパーフィルター、コーヒー・ミル、マグカップ、ドリップバッグと菓子セットのギフトボックスなどを販売する。ラインアップの中には、ドリップバッグ付きの7インチレコード(1,900円)も。購入方法は現状、現金のみの取り扱いで、商品ラインアップは今後更新していく予定。
そのほか昨年から販売を始めた、六条大麦の2つの品種をブレンドした麦茶パック「麦ちゃん」(200円)と、六条大麦とデカフェコーヒーをブレンドした「麦子ちゃん」(250円)も現在、自動販売機で販売している。
マヌコーヒーブランドマネジャーの中澤豪助さんは「僕らの持っているものを、この自動販売機に詰め込んでいきたい。マヌコーヒーの世界観を表現して、楽しんでもらいたい」と話す。