米ニューヨークを拠点に活躍する女性アーティスト、ジャナイナ・チェッペさんの個展が10月7日より福岡市内2カ所の会場で開催される。会場は、三菱地所アルティアム(イムズ8階、TEL 092-733-2050)とギャラリー「ジープラーツ」(博多区堅粕4、TEL 092-482-3494)。
1973年生まれのブラジル系ドイツ人の女性アーティスト、ジャナイナ・チェッペさんは女性の体を使い「夢と現実の間の空間」を探求した作品を手掛け、これまでにサンパウロ、ベルリン、パリ、ニューヨーク、タンパなど世界各国で作品を発表している。
同展では、「海」と「血」をテーマに「海の女神」をメタファー(隠喩)とした写真や映像などの作品「Blood、Sea(ブラッド・シー)」シリーズと、「街の記憶のリアリズムとロマンティシズム」をポラロイドによる連続写真やドローイングなどで表現した「Lacrimacorpus(ラクリマ・コーポス)」シリーズを展示する。
アルティアムの池澤さんは、「おぞましくも美しいファンタジーの世界を、シリーズで分かれた会場でそれぞれ楽しんでほしい」と話している。
入場料は2会場共通で500円。中学生以下は無料。11月5日まで。