燦キャピタルマネージメント(本社=大阪府)は9月20日、博多区古門戸に建設中のコンバージョンビル「博多古門戸アパートメント」の住宅モデルルームをオープンした。
延床面積1170.77平方メートル、地下1階地上7階の8階建てで、地下と1階が店舗(2戸)、2階~7階をメゾネットやトリオネットなどオフィスとしての利用も可能な住居(11戸)にする。
同ビルは、1965年に製薬会社の自社ビルとして建築家の故・増田友也さんの設計指導により、「バウハウス」「コルビジェ」から続く「正当派モダニズム建築」として建てられた。事業プロデュースを行なった同社担当者は、「年月を感じさせないデザインだからこそ次世代でも通用する。優れた原設計をリスペクトしながら住居としてもSOHOとしても利用可能な新しい空間に再生させた」と話している。
竣工は2006年11月初旬を予定。問い合わせはH&Co (TEL 092-262-4240)まで。