旧福岡県公会堂貴賓館(福岡市中央区西中洲)で館内を生花で装飾するイベント「ハナノチカラ」が11月20日・21日、開催される。
新型コロナウイルスの影響で、消費が低迷した花需要を喚起することを目的に、福岡県の県産花き消費促進緊急支援事業の一環として開催。昨年11月に始まり、3度目となる今回のテーマは「実りの秋」。カーネーションやダリア、カルテットアプリコットなどの花、オレンジやイエローブラウンなどの色を使い、装飾を予定している。フォトブースコーナーの設置や、花育イベントとして子ども対象の無料のフラワーアレンジメント教室も実施する。
新たなイベントとして、貴賓館の歴史に触れることができる「貴賓館ガイドツアー」や、同館指定管理者の日比谷花壇で不用となった資材や花器などのリユースマーケットも行う。
同館広報の澤島美央さんは「『ハナノチカラ』で元気を与えられるように、そして、後々有意義な時間だったと思えるように、という思いを込めたイベント。福岡県産の花きをふんだんに使って装飾したレトロな香り漂う貴賓館へ、この機会に足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。
開館時間は9時~18時。入館料は、大人=200円、15歳未満=100円、6歳未満・65歳以上無料。