フォトグラファーのヨシダナギさんによる写真展「DRAG QUEEN No Light, No Queen photo by nagi yoshida」が11月30日、福岡市美術館(福岡市中央区大濠公園1)の特別展示室で始まる。
ヨシダナギさんは、1986(昭和61)年生まれのフォトグラファー。独学で写真を学び、アフリカをはじめとする世界の少数民族を撮影し、発表している。
同展は、ヨシダナギさんが新たなモチーフとしてスポットライトを当てた「ドラァグクイーン」の写真展で、これまで東京、横浜、名古屋で開催されており、九州では初開催となる。ニューヨーク、パリ、日本で撮影した作品59点を紹介するほか、オリジナルグッズを販売する期間限定ショップもオープンする。
12月3日、4日はヨシダナギさんによる「トークショー&サイン会」を行い、LOVEFMのDJ、AnnaさんのMCにより、世界のドラァグクイーンの撮影秘話などを話すほか、来場者からの質問にも答える。
同展主催のラブエフエム国際放送広報の内田奈緒子さんは「展覧会では作品と共に、ヨシダナギさんが書いた、モデルとなっているドラァグクイーンそれぞれの紹介文を展示する。写真作品と共に楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は9時30分~17時30分(最終日は16時まで)。月曜休館。観覧料は、一般=1,200円、高・大学生=1,000円、小・中学生=600円、トークショー付きチケット=2,200円。トークショーは12月3日=18時30分~20時、4日=14時~15時30分。12月12日まで。