企画展「志村けんの大爆笑展」が2月16日、大丸・福岡天神店(福岡市中央区天神1)本館8階催場で始まった。
コメディアン・志村けんさんを紹介する初の企画展。2020年に亡くなった志村さんの笑いのルーツをたどる大年表やコント映像、コント内で使われたかつらや衣装などを展示するほか、名作コント体験スポットも設ける。昨年8月の大阪開催を皮切りに、全国計10都市以上の巡回を予定している。
初日にはオープニング店長として仲本工事さんが来場。仲本さんは「お笑い界を引っ張ってきた志村。その功績は大きい。志村のギャグを思い出せるような会場になっているので、その当時の笑いに戻って楽しんでもらえたら」と話す。
会場では「変なおじさん」や「ひとみばあさん」をはじめとした、志村さんが生み出したキャラクターをコント映像と解説で紹介。「鏡」を使ったコントや「タライ落とし」を再現し体験できるスポットのほか、代表作の一つ「バカ殿様」を、肌の質感から細部までこだわって製作したという等身大の「リアルバカ殿様」も用意する。
会期中はひとみばあさんのブティックをイメージした「高級ブティック ひとみ」がオープンし、「バカ殿様の着物柄御朱印帳」(3,300円)、「ドリフタライTシャツ」(3,850円)や、志村さんが愛用していたブランドとのコラボ商品など企画展限定グッズを販売する。
営業時間は10時~20時(最終日は18時まで)。入場料金は一般・大学生=1,200円、中学・高校生=800円、小学生以下無料。土曜・日曜・祝日は日時指定で販売。3月7日まで。