見る・遊ぶ

福岡市科学館で「アインシュタイン展」 体験型ゲームや漫画で科学理論を紹介

福岡市科学館外観

福岡市科学館外観

  • 12

  •  

 展覧会「ノーベル賞受賞100年記念『アインシュタイン展』」が3月12日、福岡市科学館(福岡市中央区六本松4)3階企画展示室で始まった。

[広告]

 物理学者アルバート・アインシュタイン(1879年~1955年)のノーベル物理学賞受賞100年を記念して企画された展覧会。アインシュタインの提唱した科学理論や日本とのつながりについて、国内外の資料をはじめ、体験型のゲームや漫画、科学玩具を通して紹介し、楽しみながら学べる内容にした。

 会場は3つの章で構成する。第1章はアインシュタインの人物像について紹介。第2章はアインシュタインの代表的な科学理論「ブラウン運動」「光電効果」「特殊相対性理論」「一般相対性理論」の4つについて、体験装置やゲームなどを通して紹介する。漫画や絵本パネルも使い、光の性質や重力、時間と空間の不思議などについて解説する。第3章は現代の科学理論や、アインシュタインの平和活動について紹介する。

 会場では、アインシュタイン直筆の資料「私の日本旅行雑感」草稿も展示する(4月18日まで)。

 同館の矢原徹一館長は「この展示を通じて、科学館に来る子どもたちが、自分たちが住んでいる世界の不思議さに触れて、科学の研究に興味を持ってくれるだろうと信じている。たくさんの子どもたちにこの展示を見てもらいたい」と呼びかける。

 このほか、アインシュタイン展と「不二家」キャラクター「ペコちゃん」とのコラボグッズ「ハンドタオル」(550円)や、アインシュタイン展とイラストレーター・河野ルルさんとのコラボグッズ「コラボ缶バッジ」(330円)など、約50点の展覧会グッズを販売する。

 開催時間は9時30分~18時(入場は17時30分まで)。火曜休館(3月29日、4月5日、5月3日は開館)。入場料当日券は大人=1,200円、高校生=900円、4歳~中学生=700円、3歳以下無料。5月29日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース