福岡市科学館(福岡市中央区六本松4)が主催する「CREATIVE AWARD(クリエーティブアワード) 2022」が現在、展示アイデアを募集している。
同アワードは、科学館が提案するテーマに沿って応募者の好奇心・考える力・創造性を展示アイデアとして提案してもらう。今回が4回目の開催で、テーマは「未知なる旅へ-驚きの乗り物-」。応募者が行きたい旅行と、そこに行くにはどんな乗り物に乗れば行くことができるか」いう内容で、アイデアを募集する。
部門は、中学生から大学院生までを対象とする一般の部と小学生を対象とする小学生の部に分けた。応募は個人・グループ問わず可。一般の部は「アイデアを形にするためのワークショップ」に参加できることが条件。小学生の部はワークショップを行わない。一般の部の最優秀賞には賞金15万円などを進呈。小学生の部ではキッズクルー賞としてミュージアムグッズを進呈する。
同館サイエンスコミュニケーターの林千恵さんは「小学生の部は今年初導入。子どもならではの目線で夢と希望にあふれるアイデアを待っている。自分のアイデアが実際に展示物になる特別な機会なので、応募してもらえたら」と話す。
応募締め切りは8月17日17時(郵送の場合は必着)。審査スケジュールは8月24日に一次審査、9月4日に二次審査・表彰式を予定する。受賞アイデアは9月から12月に開催するワークショップで体験型の展示に仕立て、来年4月から1年間、同館内に展示する。
同館では現在、2020年の入賞6作品を展示している。