フルーツデザート専門店「たらみフルーツ工房」(福岡市中央区天神2、TEL 092-771-2970)が5月26日、天神にオープンした。
「長崎県産マルセーユメロン(赤肉)」「ミックス」「季節のフルーツプディング」
フルーツゼリーなどの製造販売を手がける「たらみ」(長崎市中里町)が、新業態1号店として出店した。「フルーツと、デザートで幸せに。」をコンセプトに、加熱加工せず旬のフルーツをそのまま使った「生フルーツゼリー」6種類、牛乳とチーズを使った「フルーツデザート」4種類をそろえる。製造はすべて長崎にある同社の工房で行い、福岡の店に毎日届ける。
外装は、同社のコーポレートカラーであるオレンジ色を基調とし、内装は「街のなかの果樹園」をイメージしたという。天井や壁面を果樹園のように飾りつけるほか、1階のショーケース近くに映像モニターを設置し、同社契約農家の果樹園風景を紹介する。1階は販売スペースで、2階にイートインスペースを設ける。席数は、カウンター席3席、テーブル席6席。
デザートのカップは、中に入れるデザートがきれいに見えて、リサイクルもできる「ガラス」にしたという。客が飽きずに食べられる量や適したカップの大きさなどを検討し、今回に合わせてグラスメーカーに特注したという。食べ終わったあとのカップは、リサイクル資源として回収し、グラスメーカーへ送る。
旬のフルーツを使うため、すべてのラインアップが期間限定商品。現在の生フルーツゼリーのラインアップは、広島県産レモンと炭酸をゼリーにした「スパークリング」(490円)、長崎県産イチゴや熊本県産タカミメロンなどを入れた「ミックス」、「山形県産さくらんぼ 佐藤錦」(以上、770円)など。フルーツデザートでは、青森県産カシスと長崎県産ブルーベリー入りの「季節のフルーツプディング」(600円)や、沖縄県産ボゴールパインを使った「季節のフルーツティラミス」(820円)などをそろえる。
広報スタッフの丸岡浩樹さんは「たらみの新しいチャレンジとして、プディングやパンナコッタなどのフルーツデザートの開発に取り組んだ。現在全国で福岡にしかない限定店。旬のフルーツを楽しんでもらえれば」と話す。
営業時間は11時~20時。月曜定休。