アクロス福岡(福岡市中央区天神1)2階「匠(たくみ)ギャラリー」が改装による一時閉館を前に6月24日~26日、「匠ギャラリー サンクスフェア」を開催する。
1995(平成7)年のアクロス福岡開館より運営している「匠ギャラリー」では、国指定・福岡県指定の工芸品を常設展示するほか、週替わりで福岡県内の作家による展示販売会などのイベントを開催。今月26日をもって当面の間、閉館する。併せて、5月31日で1階喫茶コーナー&ラウンジを閉店し、6月1日より観光案内所を2階「文化観光情報ひろば」に移転した。匠ギャラリーは開館以来、初めてのリニューアルとなる。
リニューアル前最後のイベントとして、今までの来場客への感謝の気持ちを込めて開催する「匠ギャラリー サンクスフェア」では、博多織、博多人形、久留米絣(かすり)、小石原焼、上野焼、八女福島仏壇を販売。1,000円~3,000円の均一価格で博多人形、博多織、久留米絣の小物などを販売する「均一市」も開く。八女提灯(ちょうちん)の展示も行う。
25日・26日の11時30分~12時、15時~15時30分には「日替わり工芸品タイムセール」を開く。25日は八女福島仏壇の仏壇製造工程の技術を生かした漆アクセサリーの販売、26日は小石原焼の器などの販売を行う。
同企画担当の里見真紀さんは「福岡県の伝統工芸品の素晴らしさを伝えるために、27年間さまざまな展示や企画展を開催してきた。産地に行って、掘り出し物を探すような感覚で楽しんでもらえたら」と呼びかける。
開催時間は10時~18時(最終日は16時まで)。入場無料。