福岡市科学館(福岡市中央区六本松4)が10月1日、開館5周年を迎える。
「ティラノサウルス展 ~T. rex 驚異の肉食恐竜~」会場の様子
2017(平成29)年10月1日に開館した同館。「人が育ち未来をデザインしていく科学館」を理念として、科学の楽しさに触れる場を提供してきたという。記念イベントとして、ドームシアター5周年記念新番組の上映や特別展「ティラノサウルス展 ~T. rex 驚異の肉食恐竜~」などを開催する。
現在、開催中の「ティラノサウルス展 ~T. rex 驚異の肉食恐竜~」では、ティラノサウルス全身復元骨格標本をそろえ、九州初公開のティラノサウルス全身復元骨格「IVAN(アイヴァン)」など3体を展示する。ティラノサウルスの動きや鳴き声が分かるロボット、ティラノサウルスがいた世界を再現した映像作品も紹介。福井県立恐竜博物館・福井県立大学恐竜学研究所の特別協力の下、同科学館と読売新聞が主催する。
同館プロモーションリーダーの板垣早織さんは「ティラノサウルス展は、復元骨格を何体も展示しているところが珍しく、部位ごとの大きさやバランスなどを比較しながら楽しんでもらいたい。12月以降にも館長対談イベントなどを予定しているので、足を運んでもらえれば」と呼びかける。
開催時間は9時30分~18時(入館は17時30分まで)。火曜休館。ティラノサウルス展の観覧料は、大人=1,300円、高校生=900円、4歳~小学生=700円。来年1月9日まで。
10月1日には、一般参加可能な「開館5周年 記念式典」も開催。名誉館長の若田光一さんのビデオメッセージのほか、ドームシアター5周年記念新番組「宙にかける ~星の距離を求めて~」を上映する。
10時30分開幕。入場無料。参加は先着順の事前申し込み制で、9月25日までホームページで受け付ける。定員は60組(1組2人まで)。