のり弁当専門店「海苔(のり)弁 いちのや 福岡赤坂店」(福岡市中央区大名2、TEL 092-791-3354)が12月12日、オープンした。
「海苔弁 いちのや」の本店は東京・千代田区。東京を中心に17店舗を展開、福岡赤坂店は九州初出店。店舗面積は約47平方メートル。のり弁当に使う米は新潟県産の「新之助」で、のりは瀬戸内海産、かつお節は鹿児島県産などを全国から集めるという。店主の森田健さんは「のり弁というシンプルな料理だからこそ使う食材には、野球選手に見立てると全員がホームランを打てる4番バッターといえるくらいこだわっている」と話す。
のり弁当は、鶏みそ焼きや磯辺揚げ、白身フライなど6種類のおかずを入れた「海苔弁」(1,080円)と、時期によっておかずの内容を変える「季節の海苔弁」の2種類を販売。「季節の海苔弁」は現在、エビの衣揚げやきんめだい焼き、ウナギのかば焼きなど7種類のおかずが入った「金の海苔弁」(1,800円)を用意する。追加のおかずに「豚角煮」(390円)、「しじみ汁」(120円)なども提供。いずれもテイクアウトのみ。前日までの予約で5個以上の注文には店舗から約2キロ圏内に限り宅配もする。
森田さんは「のり弁といえば『いちのや』と思ってもらえるように作っているので、一度食べてほしい」と話す。
営業時間は11時~19時。