スペイン料理専門店「comodo(コモド)」(福岡市中央区渡辺通5、TEL 092-406-9217)が1月10日、オープンした。
同店は、パエリアや小皿料理の「タパス」、食材を串に刺した料理の「ピンチョス」などを提供するスペイン料理専門店。店名はスペイン語で「快適な」「心地の良い」という意味の「Comodo」から名付けたという。席数は14席。店主の田中義基さんとシェフの持永賢二さんは、JR博多シティにあるスペインバル「バル エスパニョール ラ・ボデガ」で知り合い、以前から夢だった独立を果たした。内装はアットホームで落ち着く空間になるよう、しっくい風の壁に木の素材のテーブルやイスを配置。料理に合うようにと皿は波佐見焼を使う。
提供する料理はタパスの「アボカドと帆立のスティック」(1,360円)や「オムレツ トルティージャ」、ピンチョスの「海老(エビ)・サルピコン」(以上760円)、「カマンベールとブルーベリーのサラダ」(1,100円)、パエリアの「魚介のパエリア」(2人前=3,600円)や「イベリコ豚のパエリア(ローストポーク)」(2人前=3,700円)。ランチは3種類のパエリアから1つと、スープ、サラダ、タパス、ドリンクのセット(2,200円)を提供する。
パエリアごとに変えるだしは、魚介、鶏ガラ共、店で仕込む。魚介はエビ・タイ・トマトから取る。米に吸わせた時に一番おいしくなるようにしているという。
持永さんは「スペイン料理には堅いイメージがあるかもしれないが、気軽に来店してほしい」と話す。
営業時間は、11時30分~14時30分、18時~23時。日曜定休。