ホットクのテイクアウト専門店「モグ子」(福岡市中央区天神3、TEL 080-3906-6956)が3月31日、オープンした。
ホットクは、韓国の屋台などで売られるスイーツで、もち米や小麦粉を練った生地にあんを入れ、油を引いた鉄板で焼き上げる。店主の甲斐田真樹さんが「韓国で人々が楽しそうにホットクを食べ歩きしている姿や街の雰囲気に感銘を受け、福岡の街も楽しくしたい」と出店に踏み切った。
店舗面積は約4坪。内装はピンクを基調に、ポップな印象に仕上げたという。甲斐田さんの父親が描いたショップキャラクター「モグ子」や「モグ太」のイラストを看板、ホットクを入れる袋、スタッフが身に着ける缶バッジなどに採用している。提供はテイクアウトのみで、注文して出来上がるまでの待ち合いスペースとして椅子を4つ用意する。
ラインアップは、ホットク11種、韓国のかき氷「ピンス」7種、甘酒スムージー10種。ピンスはふわふわとした口当たりが特徴という。甲斐田さんは「韓国由来のスイーツだが、『ジャパニーズホットク』『ジャパニーズピンス』を楽しんでほしい」と話す。
ホットクのメニューは、一番人気という「りんごホットク」、小魚や川エビなどのつくだ煮入り「つくだにホットク」(以上500円)、福岡県産高菜を使った「たかなホットク」(400円)などを定番でそろえるほか、日替わりで「チーズホットク」(500円)などを1種類用意する。ピンスは、「あまおう苺(イチゴ)ピンス」「パッションフルーツピンス」(以上950円)、「抹茶ピンス」(850円)など。ドリンクは、「甘酒ストレート」(500円)、「甘酒ピスタチオスムージー」(700円)、「甘酒ミックスナッツスムージー」(600円)などをそろえる。
営業時間は11時~21時。水曜定休。