「玄米老舗(ろうほ) 福岡本店」(福岡市中央区谷1、TEL 092-203-0567)がオープンして1カ月がたった。運営は、フードコンサルティング事業など行う「LEE惣菜(そうざい)研究所」(同)。
「玄米と、生きる。」をコンセプトに、同社が卸販売する「ポリフェ玄米」を使った食事の提供と、テイクアウトのおにぎり・汁料理・弁当を販売する。「ポリフェ玄米」は玄米と古代黒米をブレンドしたもので、同社の李奈美社長は「玄米が苦手な人でも食べやすい食感、冷めてもモチモチなところが特徴」という。店舗面積は約26平米、席数はカウンター5席。
イートインメニューは、ワカメを使った韓国の汁料理ミヨックとナムル、カクテキ、ポリフェ玄米のご飯がセットになった定食「汁がメインのスッカラでいただく李家のチッパブ」(900円)を提供する。ミヨックの具は日替わりで牛か地鶏を使う。韓国のスプーン「スッカラ」を使って食べる。
テイクアウトメニューは、おにぎり2つとおかず3種類が入った「稲男のおむすび包みセット」(800円)や韓国の豆みそを使った「具沢山(だくさん)テンジャン汁」(350円)、「ポリフェ玄米のおにぎり」(200円~)を販売する。おにぎりは、「糸島またいちの塩むすび」(200円)や「塩さば荒ほぐし」(230円)、「博多柚子明太子(ゆずめんたいこ)」「紫蘇(しそ)クリームチーズ」(以上250円)などを日替わりで8種類用意する。
李さんは「完全食と言われる玄米を、3食のうち1食にでも取り入れてもらいたい」と話す。
営業時間は11時~17時、イートインメニューの提供は16時まで。日曜定休。