製菓材料の販売などを手掛けるクオカプランニング(本社=徳島県)は11月1日、複合商業施設「季離宮(ときりきゅう)」内の1、2階に菓子材料の店「cuoca(クオカ)」をオープンする。店舗面積は約70坪で、全国で4店舗目。
同店は「お菓子作りをもっとおいしく、もっと楽しく」をコンセプトに、1階では、北海道産小麦100%の製菓用薄力粉「ドルチェ」(315円)や、カカオ分別に世界の8種類のチョコレートが食べられる「テイスティングチョコレート」(880円)、パウンドケーキ型(347円~)など、プロのパティシエも使用する材料や道具など約2,300点を販売、2階では最大40名を収容する「キッチン・スタジオ」を併設し、フランス料理・菓子の名門校「ル・コルドン・ブルー」のシェフを招いてのデモンストレーションや、初めてでも簡単に楽しめるお菓子やパンのレッスンのほか、世界5カ国58種類のチョコレートのテイスティングパーティーなどを行なう。
出店について店長の秋山さんは「九州全体から人や情報が集まる街、福岡は、地元の産業が元気で食文化も豊か。感度が高く、何より活気がある」という。
ターゲットは20代~30代の女性で、想定客単価=2,000円。初年度の売上は1億5千万円を見込む。営業時間は11時~21時。