おむすび専門店「らりる堂」（福岡市中央区赤坂3、TEL 092-406-3075）が5月10日、オープンした。

おむすび各種

　キャリアコンサルティングや人材育成事業などを手がける「レマルク」（赤坂3）が運営する。「らりる堂」店主で、「レマルク」社長の長松加奈子さんは「キャリアコンサルティングの事業を行う中で、中高年の就労支援になる仕事がないかと思いおむすび屋を開くことにした」と話す。長松さんと共同店主で、教育事業などを手がける「輪人（ロンド）」社長の久我浩介さんは「赤坂エリアは中高年の1人暮らしも多く、おばあちゃんたちの職場だけでなくコミュニティーもつくることができれば」とオープンへの思いを話す。店名の「らりる」は、店主2人の社名の頭文字「れ」「ろ」につながることから付けた。店舗面積は約6坪。テイクアウトのみ。

　メニューは、おむすび約12種類、唐揚げ、卵焼きなど。おむすびは食べ応えがあるという「わんぱく系」と、「健康系」の2シリーズをそろえる。わんぱく系は「のり弁」（200円）、「キーマカレー」（150円）、「えび天」（たれ・しお、各200円）など。健康系は「しお」（120円）、「麹（こうじ）みそ」（150円）、「ぶりまぶし」（180円）などのほか、炊き込みごはんなど「季節の月替わり」（250円）を提供する。米油を使った唐揚げ（5個入り、400円）や、長崎の卵焼き専門店「ヤマキ食品」の卵焼き（700円）もそろえる。

　長松さんは「食を通じて健康を届けたい。お客さまのニーズを取り入れながら、他では食べられないおむすびを提供したい」と話す。

　営業時間は11時～19時（商品がなくなり次第終了）。日曜定休。