金曜・土曜の開館時間を延長する夜間開館が7月1日、福岡市美術館(福岡市中央区大濠公園)ではじまった。
ビアテラスで提供予定の、大会マスコットや海をイメ-ジしたメニュー
10月28日まで、閉館を通常の17時30分から20時に延長する夜間開館。7月14日からは、同日から開催される「世界水泳選手権2023福岡大会」と8月2日から開催される「世界マスターズ水泳選手権2023九州大会」を記念し、同館2階屋外「エスプラナード」でビアテラスを開催する。同館のカフェ・レストランを運営する「ホテルニューオータニ博多」(渡辺通1)が限定メニューを提供。同大会のマスコットや海をイメ-ジした料理やカクテル、中国やデンマーク、アメリカなど世界10カ国のビールなどを用意する。
現在開催中のコレクション展は、「海」をテーマに海洋資源を素材に使った作品や、海景や海洋生物を表した作品など、同館所蔵作品を紹介する「夏休みこども美術館2023『うつくsea!すばらsea!』」(9月10日まで)や、九州ゆかりの作家、ミロ、ダリなどモダンアートを代表する作家、国内外の現代作家などによる作品を展示する「コレクションハイライト」(通年展示)など。2階特別展示室では、貸会場展として「WHO AM I 香取慎吾 個展-SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-」(8月27日まで)なども開催されている。
美術館への入館は閉館の30分前まで。月曜休館(祝日の場合は開館し、翌日火曜が休館)。コレクション展の観覧料は、一般=200円、高大生=150円、中学生以下無料。ビアテラスの開催時間は14時30分~20時30分で、美術館開館日のみ開催する。ビアテラスは8月15日まで。