久留米絣(かすり)の展示販売イベント「『久留米絣大博覧会』 ~つくる、伝える、使う人たち~」が7月26日、大丸福岡天神店(福岡市中央区天神1)本館8階催場で開催される。
福岡県南部の筑後地方で作られる久留米絣の織元や問屋21社が参加し、生地約200種類、呉服反物約100種類、もんぺ2000種類以上をそろえるイベント。主催は久留米絣協同組合連合会。同施設広報担当の箱崎純史さんによると、昨年10月に同施設で行った久留米絣のポップアップストアでもんぺ約1000本が売れたことをきっかけに、久留米絣の魅力をもっと伝えたいと同イベントの開催に踏み切ったという。
会場には、生地の切り売り販売「久留米絣 布Ichi」、2000種類以上の「久留米絣のもんぺ 大販売会」、「久留米絣きものお仕立て販売会」、「作業工程を伝える展示コーナー」など、7つのコーナーを用意する。
卓上機織り機体験や貼り絵作り、ファブリックボードなどのワークショップも行う。開催は各日2回で、10時30分と14時30分。定員は各回10人。参加費用は3,300円。
箱崎さんは「久留米絣には和装のイメージがあるが、普段着としてカジュアルに着られる物がある。イベントを機に着心地を知ってもらえれば」と呼びかける。
開催時間は10時~18時(最終日は17時)。8月1日まで。