イベント「工芸品マルシェ&夏休み子ども手作り体験」が7月28日~30日、アクロス福岡(福岡市中央区天神1)1階・2階で開催される。
「福岡の職人さんを応援しようプロジェクト」としてアクロス福岡が2020年に始めた同展。4回目となる今回は福岡県在住の工芸士や作家13人が集い、博多織や久留米絣(かすり)、小石原焼、博多人形など約1000点以上の作品を展示、販売する。今年は7月から開催されている世界水泳選手権2023福岡大会に合わせ、「伝統色『ジャパン・ブルー』を感じてみよう」をテーマに、甘木絞りの藍染め作品や青色の陶器などもそろえる。
会場では、子どもも参加できる16種類の「手作り体験」も開催する(予約不要、有料、所要時間約30分)。「博多織万華鏡作り」(1,500円)や博多人形に絵付けをする「絵付け体験」(500円)、小石原焼の「ろくろ体験」(1,000円)、髙取焼の「呈茶体験」(1,500円)のほか、博多おきあげ体験、イ草手織り体験、フラワーリース、クレイアート、羊毛フェルトなどを用意する。
同企画担当の萩原美紀さんは「16種類もの体験を工芸士や作家が直接指導する貴重なイベント。江戸時代から継承されている匠(たくみ)の技や伝統色の奥深さを楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は10時~17時(初日は11時から、最終日は16時まで)。入場無料。