階段のステップをチェンバロの鍵盤に見立てた「巨大階段チェンバロ」が現在、西鉄福岡(天神)駅北口に期間限定でお目見えしている。
音楽を通して天神のにぎわい創出を図ろうと、西日本鉄道(福岡市博多区博多駅前3)が企画。昨年初の試みとして展開した「巨大階段ピアノ」が好評で、第2弾となる今回は、ピアノの前身楽器の一つであるチェンバロをテーマにした。ピアノと見た目はよく似ているが、ピアノは打楽器、チェンバロは撥弦(はつげん)楽器という違いがあり、音色も異なる。
ソラリアビジョン前の北口階段のステップをチェンバロの鍵盤に見立てて装飾し、階段を昇り降りすると設置したセンサーが反応し、チェンバロの音色が流れるようにした。センサーは、北口階段の大階段(44段)の中央踊り場から下部21段のうち、上下3段ずつを除いた15段に設置する。
チェンバロの音色が流れる時間帯は10時~17時(土曜・日曜・祝日は18時まで)。今月26日まで。