食べる

大丸・福岡天神店で熊本物産展 飲食店60店一堂に

「もっともーっと!熊本展」のオープニングセレモニー。来場者を出迎えるくまモン

「もっともーっと!熊本展」のオープニングセレモニー。来場者を出迎えるくまモン

  • 7

  •  

 熊本グルメを集めた「第2回もっともーっと!熊本展」が10月11日、大丸・福岡天神店(福岡市中央区天神1)本館8階で始まった。

「もっともーっと!熊本展」の会場

[広告]

 「もっともーっと!熊本展」は熊本県の特産品を一堂に紹介する物産展で、昨年10月の開催に次ぎ2回目。企画担当者で事業開発九州探検隊メンバーの矢野貴士さんは「昨年の開催がとても好評で、2022年度に開催した九州の県別催事では最も販売額が多かった。もっと出店数を増やしてほしいとのお客さまの声に応え、今年は過去最大の60店が出店する」と話す。

 初日はオープニングセレモニーを行った。博多大丸社長の小宅祥広さんは「ふるさと納税払いなど新しい試みも加え魅力あふれる催しに仕上がっている。当社では『九州深発見』をテーマに九州をもっと深く知ろう、九州で結束しようと、九州を応援している。今回のイベントを通じ熊本を盛り上げていきたい」と意気込む。

 熊本県観光戦略部長の原山明博さんは「熊本地震、令和2年7月豪雨の災害の被害から徐々に復興に向けて進んでおり、通常通り営業している所も増えている。このイベントをきっかけに熊本の良いところを見つけてファンになってもらい、熊本に訪れてもらえれば」と話す。会場には熊本県PRキャラクター「くまモン」も駆け付け、来場者を出迎えた。

 期間中、あか牛丼や馬刺しを紹介する「くまもとあか特集」、「道の駅上天草サンパール」「JA 直売 とれたて市場」などが出店する「8つの道の駅・直産市場特集」、新米や海産物を紹介する「熊本県『海』と『山』特集」などを行う。あか牛どんやカルビステーキ丼を提供する「焼肉正」のイートインコーナーも設ける。このほか、熊本県商工会連合主催の「肥後もっこすのうまかもんグランプリ」で2020年~2022年金賞を受賞した店や商品のコーナー、阿蘇グルメ紹介コーナーなども用意する。

 「『ふるさと納税払い』ができる物産展」として、ふるさと納税申請後、即時返礼ポイントを受け取り、会場ですぐに利用できるサービスも行う。その場で商品を見て選び、そのまま持ち帰ることができる。

 矢野さんは「熊本の隠れた逸品も販売する。多くの店が試食を用意しているので、味を確かめながら食の宝庫熊本の買い物を楽しんでもらいたい」と話す。

 このほか、「くまもとモン×博多大丸」と題して、熊本のおいしいもの「くまもとモン」が同店全館をジャックする。本館1階では、熊本の生産者と福岡のパティスリー「ジョルジュマルソー」(渡辺通5)がコラボした「くまもとモンカフェproduced by パティスリー・ジョルジュマルソー」(10時~20時)が10月17日まで出店する。10月14日、15日は1階のエルガーラ・パサージュ広場で、8蔵元が出店する焼酎イベント「くまもと球磨焼酎の夕べ」(14日=13時~21時、15日=13時~20時、ドリンクチケット=3枚1,000円)を開催する。

 営業時間は10時~19時(最終日は17時まで)。10月16日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース