特別展「動画クリエイター展」が現在、福岡市科学館(福岡市中央区六本松4)3階企画展示室で開催されている。
エンタメ、料理、ゲームなど多様なジャンルで活躍する動画クリエーター9組の制作舞台裏や私物、1日のスケジュールなどを展覧会限定動画と共に紹介する。企画制作は産経新聞社、企画協力は日本科学未来館。東京・熊本を巡回し、福岡は3都市目の開催となる。
会場は3部構成。インターネットが登場した1995年から現代までの変遷を紹介するコーナー、9組の動画クリエーターブース、クリエーター疑似体験ブースを用意する。参加クリエーターは、バーチャル双子ユーチューバー「おめがシスターズ」、ダイエット動画やメーク動画を配信する「鹿の間」さん、ボイストレーナーで歌い方動画などを配信する「しらスタ」さん、教育ユーチューバー「葉一」さん、実験系動画をメインに配信する「はじめしゃちょー」さん、小学3年時から動画配信を行う「ひまひま」さん、思い出系ネットパフォーマンス集団「フィッシャーズ」、ゲーム実況動画を配信する「ポッキー」さん、料理研究家「リュウジ」さん。
クリエーター疑似体験ブースは、フィッシャーズが企画した「仲間と共にヒーローになってみた!」や、ポッキーが制作した「ゲーム実況やってみた!」、動画編集を体験できるブースなど7種類を用意する。
福岡市科学館企画リーダーの板垣早織さんは「配信される動画を見るだけでは伝わらない、ユーチューバーの制作の裏側や工夫が垣間見える。これからの社会を生きていく上で必要な、考えを表現・発信する力や、新しい時代を生きるヒントを見つけてもらえれば」と呼びかける。
開催時間は9時30分~18時(入館は17時30分まで)。火曜休館(12月26日、1月2日は開館)。観覧料は、大人=1,500円、高校生=800円、小学生・中学生=500円。来年1月8日まで(12月28日~来年1月1日は休館)。