農機メーカー「オーレック」が福岡・赤坂に設けるブランド発信拠点のオープン4周年記念イベントが10月31日、始まった。

「Yuna’s mom」の「米粉ガトーショコラ」と「シフォンケーキ」

　4周年を迎えるのは農業機械メーカー「オーレックホールディングス」（広川町）のブランド発信拠点「OREC green lab（オーレック グリーン ラボ） 福岡」（福岡市中央区赤坂1）。人と農・自然とのつながりを身近に感じられる場所を目指し2019年10月31日にオープンした。米を原料とする「お米ラテ」などのドリンクを提供するカフェや、図書コーナー、イベントスペースを設ける。

　4周年イベント「OREC green lab 福岡 4th ANNIVERSARY FESTA」のテーマは「お米」。日本人の米離れが進むとされる現在、米をいつもと違う形で楽しんでもらおうと、米や米加工品販売、塩こうじ作りの有料ワークショップ、店内の商品を税込500円以上購入した人を対象にはずれなしの抽選会などを開催する。

　米や米加工品販売では、出店する6店が13商品を販売する。出店者と商品ラインアップは、「天然菓房のがり」（佐賀県）の「米粉スコーン」（330円）、「natural junkfood（ナチュラル ジャンクフード）」（熊本県）の「有機玄米のサクサク黒胡麻（ごま）サブレ」（451円）、「べじさら食堂」（福岡市）の「有機野菜使用！日替わりお弁当」（数量限定、1,100円）、「Yuna's mom（ユナズマム）」（熊本県）の「米粉ガトーショコラ」（510円）、「あいのわ」（大川市）の「米粉クッキー」（332円）など。いずれも価格はイートインの場合。テイクアウトにも対応する。「久保農園」（筑後市）の新米1キロ（771円）はテイクアウト販売のみ。

　抽選会の景品ラインアップは、同ラボの看板メニュー「お米ラテ」の原料で、栽培期間中農薬不使用の新米や甘酒、ライスミルク、同社オリジナルグッズなど。A賞からD賞まで4つの賞を用意する。

　11月4日には、こうじの効果や歴史、うまみを引き出す塩こうじ作りの基礎を学べるワークショップ「～生麹（こうじ）で作る～はじめての塩麹づくり」を開催する。ワークショップの開催時間は10時30分～12時、13時～14時30分、15時～16時30分。3部制で、定員は各回6人。参加費は3,500円。予約は同施設店頭または公式インスタグラムで受け付ける（先着順）。

　開催時間は9時～18時。11月4日まで。