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福岡の警固神社社務所ビルに「ブルーボトルコーヒー」 九州で初のカフェ

「ブルーボトルコーヒー 福岡天神カフェ」外観

「ブルーボトルコーヒー 福岡天神カフェ」外観

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 「ブルーボトルコーヒー 福岡天神カフェ」が2月9日、警固神社社務所ビル(福岡市中央区天神2)1階にオープンした。経営はブルーボトルコーヒージャパン(東京都江東区)。

「ブルーボトルコーヒー 福岡天神カフェ」外観

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 ブルーボトルコーヒーは、2002年米国カリフォルニア州オークランド市創業のコーヒーブランド。2015(平成27)年に日本初出店し、現在25店舗を展開している。福岡では「ブルーボトル コーヒートラック」を2022年、大濠公園内に期間限定出店し、警固神社境内にも2023年に2回期間限定出店した。今回、カフェとして九州初出店。

 店舗面積は335平方メートル。席数は、店内=73席、屋外=18席。店舗コンセプトは、「伝統と現代が交差する『Crossing(クロッシング)』」。店舗デザインは、空間デザイン・設計を手がける「ケース・リアル」(福岡市中央区今川1)の二俣公一さんに依頼した。

 メニューは、焙煎(ばいせん)や味わいが異なる3種の定番ブレンド(594円~)やシングルオリジン(712円)などのハンドドリップコーヒー、水出しのチコリ入りブレンドコーヒーに牛乳と砂糖を入れた「NOLA(ノラ)」(634円~)、コールドブリュー(634円)など。フードは、注文後に焼き上げる「リエージュ ワッフル」(641円)や、リコッタチーズとジャム付きのスコーン(760円)、グラノーラ(760円~)などを用意する。福岡限定で、福岡のパン店「パンストック」や「奥添製パン」とコラボしたメニューもそろえる。パンストックは「ブランチプレート コンプレ ミート」(1,870円)、「トースト ポーチドエッグ」(1,081円)など。奥添製パンは「トースト アボカド」(990円)、「トースト シナモン」(715円)など。

 店内の食器は、鹿児島の陶器工房「ONE KILN(ワンキルン)」とコラボしたオリジナルプレートやカップを使用する。「自宅でのコーヒー体験もより豊かに楽しんでもらいたい」との思いで、提供に使う食器のうちカップ3種(4,180円~)とソーサー(4,180円)を販売する。デンマークのキッチンウエアブランド「ボダム」とコラボしたオリジナルカラーのグラス「ダブルウォールアロマグラス」(3,080円)も同店限定でそろえる。

 店内には、福岡を拠点に活動するアーティスト・KYNE(キネ)さんが同店のために描き下ろした作品を6月末までの期間限定で展示する。

 同社ゼネラルマネジャーの伊藤諒さんは「福岡は個人経営のコーヒーショップが多く、コーヒー文化が根付いた地域。当社も創業当初から、地元の方に来てもらえることや地域への貢献を大切にしてきた。歴史ある警固神社の素晴らしい場所で、皆さんをお迎えし地域に貢献したい。九州のアートやクラフトを取り入れ、地域の方々と一緒にカルチャーをつくる一助になれれば」と話す。

 営業時間は8時~20時。

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