旧福岡県公会堂貴賓館(福岡市中央区西中洲)1階の「貴賓館カフェ」でランチの提供が始まって1カ月がたつ。
2017(平成29)年からケーキやコーヒー、ジュースなどのカフェメニューを提供している同カフェ。今回、今年2月に2日間限定で行ったランチ提供イベントが好評で、利用者からも希望する声があり、4月9日からランチメニューの提供を始めた。提供するメニューは、1970年(昭和45年)に福岡市内でフレンチレストランをオープンし、現在はフランス料理の冷凍商品を販売する「Maison de Yoshida(メゾン・ド・ヨシダ)」(博多区中洲4)の料理を採用した。
ラインアップは3種類で、骨付き肉を赤ワインで煮込んだ「ブルゴーニュ風 ビーフシチュー」(2,750円)、野菜や鶏もも肉、ベーコン、ソーセージを使った「四季の野菜 ポトフ」(2,860円)、「フランスの味 ビーフカレー」(2,200円)を用意する。バケット付きで、食前には八女(やめ)茶を提供し、食後のドリンクはコーヒー、紅茶を用意する。
広報担当者の小林鈴香さんは「地元の方にももっと気軽に来ていただきたい。ランチを食べに来るのとあわせて館内も見てもらえたら」と話す。
営業時間は9時~17時。ランチメニューの提供時間は11時30分~14時。月曜休館(祝日の場合は翌日)。入館料は、一般=200円、15歳未満=100円、6歳未満・65歳以上無料。