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福岡市博物館で、影絵作家・藤城清治さんの展覧会 最新作の初展示も

展覧会「藤城清治 100歳 美しい地球 生きるよろこび 未来へ」展の会場の様子 © Seiji Fujishiro Museum

展覧会「藤城清治 100歳 美しい地球 生きるよろこび 未来へ」展の会場の様子 © Seiji Fujishiro Museum

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 展覧会「藤城清治 100歳 美しい地球 生きるよろこび 未来へ」展が現在、福岡市博物館(福岡市早良区百道浜3)で開催されている。

最新作「空へ上った風船」

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 藤城清治さんは1924(大正13)年生まれで、今年4月17日に100歳を迎えた影絵作家。慶応義塾大学在学中より影絵劇創作活動を始め、影絵劇では2000回以上の公演実績のある「銀河鉄道の夜」をはじめとした作品を多数生み出している。カエルのキャラクター「ケロヨン」の原作者としても知られる。同展は、100歳を記念した展覧会で、福岡での展覧会開催は10年ぶりとなる。

 会場では、絵画やデッサン、モノクロやカラーの影絵、プロジェクションマッピングなど150点の作品を展示する。「宮沢賢治童話 銀河鉄道の夜 天気輪の木」や猫をモチーフにした作品、被災地を描いた「陸前高田の奇跡の一本松」や「気仙沼 陸に上がった共徳丸」、「ひろすけ童話 泣いた赤鬼」の影絵劇の上映など。そのほか、福岡にゆかりのある作品「春を呼ぶ節分 櫛田神社」や「太宰府天満宮」、2024年制作の最新作で初展示となる「空へ上った風船」も展示する。

 会場内のショップには、同展の図録(3,300円)のほか、ポストカード(220円)、A4クリアファイル(全7種、913円)、Tシャツ(5,500円)などのグッズを用意する。

 開催時間は9時30分~17時30分(入場は17時まで)。月曜休館。料金は、一般=2,000円、高大生=1,500円、小中生=500円。6月5日まで。

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