コーヒーショップ「knockin'on COFFEEs DOOR(ノッキンオン・コーヒーズ・ドア)」(福岡市中央区大手門1)がオープンして、9月1日で3カ月がたつ。
自家焙煎(ばいせん)コーヒーの提供やコーヒー豆の販売などを行う同店。店主の安徳秀規さんは、エスプレッソコーヒーの移動販売や、福岡のカフェでバリスタ、神奈川の古民家カフェで焙煎師を務めるなど、長年コーヒー販売に関わってきた。イベントスペースだったビル1階の一角を改装し同店をオープン。出店場所について、安徳さんは「店内から見える福岡城址や舞鶴公園の風景が気に入って、ここに決めた」と話す。店舗面積は約10坪。席数は、カウンター=4席、ソファ=2席。
コンセプトは「サステナブル」で、コーヒー販売を通してサステナブルな取り組みを行うという。マイタンブラーを持ち込んで注文すると50円引きにするほか、近隣住民へタンブラーの貸し出しも行う。コーヒー豆は、自転車式の脱穀機で精製したコーヒーを生産・販売する「GOOD COFFEE FARMS」(東京都中央区)から仕入れる。
メニューは、コーヒー(600円)や、オーツミルク入りの「オーツラテ」(650円)、コーヒーの果実部分を使った「チェリーソーダ」(700円)など。グアテマラ産やコロンビア産のコーヒー豆(100グラム=700円~)や、カカオニブ(50グラム=620円~)も販売する。
安徳さんは「お客さまとの会話を楽しみにしている。舞鶴公園に寄りがてら、コーヒーを気軽に飲みに来てもらえたら」と来店を呼びかける。
営業時間は10時~20時(土曜・日曜・祝日は18時まで)。