カステラ専門店「福砂屋」の創業400周年を記念したイベントが現在、岩田屋本店（福岡市中央区天神2）本館1階の「KIRAMEKI BOARD（キラメキボード）」で開催されている。

カステラ各種など

　「福砂屋」ブランドを展開する「カステラ本家 福砂屋」（長崎県長崎市）は1624年に創業し、今年で400周年を迎える。周年を記念して行う同イベントでは、カステラやオランダケーキなどの菓子や記念グッズを販売する。

　熊本出身の兄弟画家によるアートユニット「フジヨシブラザーズ」とコラボした周年記念限定デザインパッケージのカステラ「フクサヤキューブ with フジヨシブラザーズ」（1箱324円）、九州産のレモンと蜂蜜を使った「はちみつ檸檬（れもん）のパンデローケーキ」（2,376円）、同イベントのために用意したという、カステラ生地をアレンジしたスイーツ「カステラクッキーシュー」（486円）、「カステラクッキーストロベリーシュー」（594円、以上各日100個限定）などを販売する。

　記念グッズとして、蝙蝠（こうもり）の商標をかたどった「福砂屋400周年オリジナル波佐見焼皿」（7,700円）、エコバッグ「Shupatto（シュパット）」とコラボした、同店の包装紙柄をあしらった「福砂屋オリジナルデザイン／ShupattoコンパクトバッグM」（2,750円）なども数量限定で用意する。

　併せて、カステラ作りの様子など福砂屋の歴史を伝えるパネル展示、「フクサヤキューブ with フジヨシブラザーズ」のパッケージに使われた原画を展示するほか、立体的な「フクサヤキューブ巨大パッケージ」と撮影できるフォトスポットを設ける。

　同社取締役企画室室長の殿村祐美子さんは「400周年を迎えた福砂屋の歴史を感じてもらえるようにしながらも、現代風の菓子も多数取りそろえている。カステラを原材料にしたアレンジした菓子もあるので、新たな取り組みも知ってもらえたら。フォトスポットやパネルも用意しているので、目でも楽しんでもらいたい」と話す。

　開催時間は10時～20時。8月27日まで。