福岡市内の飲食店で現在、魚食普及フェア「HAKATA FISH PROJECT」の第3弾「タイフェア」が開催されている。
「HAKATA FISH PROJECT」は、福岡市が魚食普及を目的にオールシーズンで開催するフェア。福岡の長浜市場で水揚げされた旬の魚をメインに使った料理を、福岡市内の対象飲食店で提供する。今年の6月・7月に第1弾「イカフェア」、8月に第2弾「アナゴフェア」を行い、第3弾となる今回はタイを使った料理を提供する。今後はブリ・クエ(11月)、カキ(12月・来年1月)、ヒラメ(2月・3月)と、順次開催を予定する。
23店舗が参加し、提供メニューは、「とんこや今泉店」(中央区今泉1)の「豪快 鯛(タイ)の姿造りコース」(5,500円)、「和匠 博多松月」(博多区住吉1)の「紅葉鯛の冷汁」(1,450円)、「創作寿司(すし) あき郎」(城南区鳥飼6)の「真鯛の棒寿司」(1,200円)、「侑久上海 本店」(天神3)の「真鯛の姿蒸し フィッシュソース」(1,500円)、「GRAND HOURS」(天神2)の「真鯛のカルパッチョ」(1,480円)など。
福岡市農林水産局水産部水産振興課の課長・冨田浩次さんは「秋頃のタイは、冬に向けて脂肪を蓄え、脂がのっていておいしい。フェアメニューを食べておいしさを実感してもらい、魚食普及へつながれば」と話す。
メニューの提供時間は店舗により異なる。10月31日まで。