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福岡・六本松に喫茶メニューと酒の店「酒喫茶 白昼夢」

「酒喫茶 白昼夢」カウンターに立つ店主の榎原さん

「酒喫茶 白昼夢」カウンターに立つ店主の榎原さん

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 「酒喫茶 白昼夢」(福岡市中央区六本松2)が六本松にオープンして、2月2日で3カ月がたつ。

「ブルーチーズトースト」

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 ナポリタンやピザトーストなどの喫茶店のメニューと酒類を提供する同店。店主は、福岡・大名にあるワインバー「黄昏(たそがれ)」店主の榎原渚さん。出産を機に夜メインから昼メインの営業へ切り替え、育児と仕事を両立させるため、昼から酒を楽しめる店として出店した。「黄昏」は2月末で閉店する。店名は、「昼に見る夢のような店にしたい」と『白昼夢』と名付けたという。店舗面積は5坪。カウンター2席とスタンディング12席ほどを用意する。内装はグレーを基調とし、カウンターテーブルと内壁はコンクリート製。天井近くの壁には、月に見立てた円形のメノウ石を埋め込んでいる。榎原さんは「昼でも夜のような不思議な雰囲気になるよう工夫した」と話す。

 同店の裏コンセプトは「みんなで育てる店」。店がオープンする前から客や地域と関わりたいとの思いで、クラウドファンディングで開店資金を募った。目標金額の100万円は3日間ほどで達成し、最終的に約170万円集まったという。

 フードメニューは、六本松のパン店「マツパン」のデニッシュ系食パンを使った「ブルーチーズトースト」、「ピザトースト」(以上800円)、「吉野さんの卵でハムエッグ」(600円)、「ナポリタン」(1,200円)など。ドリンクは、ビール「ヒューガルデン」(小=500円、中=1,000円)、コップワイン(500円)、「スパイスハイボール」(1,000円)などのアルコールのほか、六本松のスペシャルティコーヒー専門店「バスキングコーヒー」に、白昼夢オリジナルコーヒーとして、ワインバーと喫茶店の中間イメージでブレンドしてもらったという「デイドリームブレンド」(500円)もそろえる。

 榎原さんは「子どもが生まれて考えが変わった。『黄昏』は隠れ家的な店で運営してきたが、こちらでは地域との関わりをもっと大切にしたいし、みんなで育てる店としてやっていきたい。気軽に足を運んでもらえたら」と来店を呼びかける。

 営業時間は13時~18時(金曜・土曜は15時~22時)。月曜定休。

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