
催事企画「おいだすばぜ 北陸展」が2月26日から、大丸福岡天神店(福岡市中央区天神1)本館8階催場で開催されている。
福井県、石川県、富山県、新潟県の4県のグルメ、伝統工芸、会場イートインコーナーなどをそろえるほか、北陸×九州コラボ企画商品も販売。大丸福岡天神店で北陸展は初開催となる。54店舗が出店し、総菜や弁当、スイーツ、酒などのグルメや漆器や陶器、金箔などの工芸品を販売する。
ラインアップは、富山県射水市の押しずし専門店「丸龍庵(がんりゅうあん)」(富山)の「ます一重桶」(2,400円)や、雌の子持ちズワイガニを使った料亭「一乃松」(福井)の「せいこかに寿し」(3,890円)、「ほるもん番町」(新潟)の「新潟タレカツ丼」(1,080円)、「加賀麩不室屋」(石川)の「宝の麩(ふ)いしかわ」(6個入=2,700円)など。
スイーツでは、「まめや金沢萬久」(石川)の桜風味のカステラに金箔(きんぱく)を天面に貼り付けた「金かすてら」(1,782円)や、ガトーショコラ専門店「Kuroneco Jack(クロネコジャック)」(同)の「ガトーショコラJACK」(500円~)、「油谷製茶」(同)の金箔をあしらったソフトクリーム「金箔ソフトクリーム」(加賀棒ほうじ茶・抹茶、各1,400円)などを用意する。
イートインでは、栗菓子店「和栗白露」(石川)がカフェスペースを設け、和栗とイチゴのパフェ「浅緋(あさあけ)」と黒文字茶のセット(2,530円)をそろえる。そのほか、「麺家いろは」(富山)の黒いスープの「富山ブラックら~めん」や「白エビだし塩ら~めん」(以上950円)、「金沢カレー研究工房」(石川)の「熟成能登豚カツカレー」(1,210円)などを用意。会場には地酒スタンドバー「ニイガタ025」を設け、新潟県産の純米吟醸酒の3種飲み比べ(1,320円)などを提供する。
工芸品では、富山県の金属鋳造加工品メーカーのオリジナルブランド「小泉屋」の卓上風鈴「ゆらりん」(1万5,400円)や創業約220年の「鏑木商舗」(石川)が九谷焼の陶器を販売。輪島塗の漆器や金箔の置物、加賀友禅、お香などもそろえる。
コラボ企画として、北陸・九州の名産品を描いた博多おはじき14種「しあわせむすび箱」(4,500円、200箱限定)も用意する。おはじきのデザインは、同催事を企画した大丸福岡天神店食品部の女性バイヤーが描いた。
広報担当の立石幸菜さんは「カフェやイートインコーナー、バーなどを設けているので、会場で北陸の空気感を楽しんでもらえる。ランチタイムや仕事帰りなど、さまざまな場面で利用してもらえたら」と呼びかける。
開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。3月3日まで。