
「福岡城さくらまつり」が3月26日から、舞鶴公園(福岡市中央区城内1)で開催される。
ソメイヨシノ、シダレザクラなど19種・約1000本の桜がある舞鶴公園で開く花見イベント。2010(平成22)年に初開催し、今年で15回目となる。昨年は過去最高の61万人が来場した。
期間中、「桜園」「多聞櫓(たもんやぐら)」「御鷹屋敷跡(おたかやしきあと)」の有料エリア3会場では、夜間に特別ライトアップを行う。鴻臚館(こうろかん)広場周辺と三ノ丸広場では、福岡や九州のグルメが約90店集まる「さくらグルメエリア」、食材を持ち込んでバーベキューができる花見スペース「お花見広場」を設ける。多聞櫓では八女茶や甘味などをそろえる「さくら茶屋」、エントランスエリアでは約40店の縁日屋台が集まる「さくら縁日」を展開。このほか、空気で膨らませた大型遊具を設けるキッズパーク、大道芸、乗馬体験、人力車体験、スタンプラリーなどのイベントも予定する。
福岡市住宅都市局公園部活用課の小泉信雄課長は「昨年以上に楽しんでもらえるよう企画内容を検討した上で、安全安心に過ごしてもらえる環境整備を用意し、案内の充実を図っている。この機会に、桜だけでなく、広大な芝生空間、鴻臚館や福岡城といった歴史資源、美術館をはじめとする文化芸術など、舞鶴公園の魅力を多くの方に知ってもらえたら」と話す。
「さくらグルメエリア」「お花見広場」「さくら茶屋」「さくら縁日」は11時~22時。入場無料。ライトアップ点灯は18時~22時(入場は21時45分まで)。特別ライトアップ有料エリアの入場料は、1会場=600円、3会場セット=1,500円、高校生以下無料。「さくらキッズパーク」など一部有料イベントもある。4月6日まで。