
作品展「フクオカ2025」が現在、旧福岡県公会堂貴賓館(福岡市中央区西中洲)2階食堂で開催されている。
同展は、福岡県出身・在住の7人の作家による、「フクオカ」をテーマにした作品展。福岡市出身で造形作家のKINOPI→S(キノピーズ)として活動するキノシタマユミさんが企画した。企画理由について、キノシタさんは「一昨年、この貴賓館で個展を開いた際、初めて来てくれた方も多く、貴賓館の雰囲気も含め、とても素晴らしい時間を過ごすことができた。次は作家仲間と一緒に、この空間で作品展ができればと思った」と話す。
参加する作家は、さまざまなジャンルのアーティストを選んだといい、KINOPI→Sさんのほか、ファイバーアーティストのKayoSatoさん、写真家のLr‘m(リリム)さん、縁起物作家ふくりえさん、油絵画家の猪股寛昭さん、アイアンアーティストの倉住巨隆さん、イラストレーターの大原司朗さんの7人、計40点以上の作品を展示する。
開催期間中の週末にはワークショップも開催。4月11日~13日は、KINOPI→Sさんによる「オリジナルカンバッジ作り」(開催時間=10時~12時、14時~18時、制作費=1個660円)、4月18日~20日は、KayoSatoさんによる「フレームに入れたくなるニードルフェルト」(同=13時~17時、所要時間60分、最終受付16時、参加費=1作品1,870円)を開く。
キノシタさんは「各作家が幼い頃よりなれ親しんだこの福岡を題材に、自由に作品表現をしている。オールジャンルのアーティストの作品展ならではの化学反応を、貴賓館の空間と共に楽しんでもらえたら」と来場を呼び掛ける。
開館時間は9時~18時(最終入館は17時50分)。月曜休館。入館料は、一般=200円、15歳未満=100円、6歳未満・65歳以上無料。4月20日まで。