牛まぶし専門店「神の牛(うし)まぶし」(福岡市中央区清川2)がオープンして、9月12日で2カ月がたった。経営は飲食店経営を手がける「千里庵」(博多区冷泉町)。
佐賀牛の雌牛や佐賀県産経産牛の牛まぶしを提供する同店。同社では佐賀牛の一頭買いを行っており、経営する系列店「佐賀肉処千里庵」(佐賀県神埼市)や「博多肉処千里庵」(今泉1)で焼き肉を提供してきた。新しい形で佐賀牛の良さを広めようと、今回新業態店として牛まぶし専門店を開いた。店名の「神」は、同社が経営する「佐賀肉処千里庵」の創業地である佐賀県神埼市に由来するという。店内は黒を基調とした落ち着いた雰囲気の内装に仕上げた。席数は、カウンター9席、テーブル30席。個室も用意する。
提供メニューは、佐賀県産黒毛和牛雌牛を使った「神の牛まぶし」(2,970円、肉量1.5倍量=4,070円)をはじめ、佐賀牛を使った「サーロインまぶし」(3,960円、同=5,720円)、「ヒレまぶし」(7,920円、同=1万1,440円)、「シャトーブリアンまぶし」(9,020円、同=1万3,090円)の4種類。1日100食限定で、なくなり次第提供終了。全てのメニューに薬味(ワサビ、あられ)、和風だしと佐賀の嬉野茶をブレンドした特製だし、サラダ、みそ汁、香の物が付く。ご飯のみ、お代わり1回まで無料。有料でトッピング「糸島桜の卵黄」(150円)も用意する。
益田光政店長は「佐賀牛を楽しんで、味わってもらいたい。気軽に来店してもらえたら」と話す。
営業時間は11時~15時。火曜定休。