食べる 買う

福岡・六本松に香りブランド「カルタ」 香りアイテムやドリンクなど販売

「CARTA 福岡旗艦店」店内

「CARTA 福岡旗艦店」店内

  • 2

  •  

 フレグランスアイテムの販売や喫茶メニューを提供する「CARTA(カルタ) 福岡旗艦店」(福岡市中央区六本松1)がオープンして、11月5日で2カ月がたった。経営は、日本の地域活性に関する商品開発・製造販売・店舗運営を行う「CARTA」(同)。

店舗外観

[広告]

 2022年に、同社社長の矢田部美里さんが立ち上げた同ブランド。「香りで日本を呼び起こす」をミッションに、九州を中心とした各地域の植物や花、果実などの素材を使ったフレグランスアイテムなどを販売する。これまでオンラインショップでのみ展開してきたが、今回ブランド初となる実店舗を立ち上げた。同店では、物販のほかにドリンクやスイーツなどの喫茶メニューも提供する。店舗面積は約45平方メートル。席数はカウンター10席。

 同店のコンセプトは「香りのおみやげ喫茶」。店内では、九州を中心とした各地域の植物や花などの自然素材、風土を元に考案したスイーツやドリンク、フレグランスアイテムなどを販売する。喫茶メニューでは、カウンターに設置した蒸留器で、花や葉、果実などから抽出した「フローラルウオーター(芳香蒸留水)」を使ったドリンクやスイーツセットを提供。店内は白を基調とした内装とし、店内中央にU字型のカウンター席を設ける。矢田部さんは「お客さまにリラックスしてほしい、癒やしの場になってほしいと思い、入りやすいよう明るい内装を意識した」と話す。

 喫茶メニューは、ノンアルコールのフローラルドリンク「銀梅花(ぎんばいか)と林檎(りんご)のハニースパークリング」「不知火菊(しらぬいぎく)とレモンビネガーのソーダ」(以上1,000円)、「喜界島のパッションフルーツソーダ」(アイスのみ)、「コーヒー」(ホット・アイス、以上700円)などのドリンクを用意する。このほか、カモミールと八女和紅茶をブレンドしたドリンクと、鹿児島のハーブ園「開聞山麓香料園」で育ったクスノキ科の植物「芳樟(ほうしょう)」から抽出したフローラルウオーター、カステラ、オリジナルクッキー、アイスクリームなどをセットにしたスイーツセット「芳樟(ほうしょう)とカモミールの八女和紅茶」(2,000円)なども用意する。スイーツセットは、季節に合わせてメニューを変更するという。

 物販コーナーでは、同ブランドの「ルームスプレー」「フレグランスキャンドル」(以上8,580円)、「エッセンシャルオイル」(5,500円)、九州各地の素材を使った「キュウシュウクッキー」(4,212円)などのオリジナルアイテムを販売する。このほか、九州の事業者や作り手によるフレグランスアイテムや茶葉などもそろえる。

 矢田部さんは「お客さまにとって『九州にこんなものがあるんだ』という気づきになれば。日々の癒やしになるような体験を提供していきたいので、ぜひお越しいただければ」と呼びかける。

 営業時間は10時~19時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース