チョコレートと焼き菓子の店「QUON CHOCOLATE & DEMI-SEC(クオン・チョコレート・アンド・ドゥミセック)福岡六本松店」(福岡市中央区六本松4、TEL 092-406-0808)がオープンして、11月11日で1カ月がたった。社会福祉法人「JOY明日への息吹」(博多区東月隈3)が、障害者の就労継続支援B型事業所として経営する。
QUON CHOCOLATE(久遠チョコレート)は、一般社団法人「ラバルカグループ」(愛知県豊橋市)が手がけるチョコレートブランド。3つのこだわりとして、「余計な油を一切加えない『素材のピュア』、障害を持つ人や子育て中の女性などの『作り手の多様性』、チョコレートを通じて日本各地の食文化を発信する『日本の再探求』」を掲げる。愛知県を拠点に全国40店舗以上を展開し、福岡への出店は、直方店、大野城店に次ぎ3店舗目。福岡市内へは初出店となる。店舗面積は約20坪で、席数はテーブル席8席。
ラインアップは、同ブランドの主力商品「QUONテリーヌ」(303円)、チョコレートにナッツやドライフルーツをトッピングした「プレミアムテリーヌ」(486円)、フランス産のオランジェにコロンビア産のチョコレートをかけた「QUONオランジェ」(465円)をはじめ、北海道産の牛乳を使った発酵バター入りフィナンシェ「クオンシェ」(324円~)やマドレーヌ「クオンレーヌ」(443円~)などの焼き菓子もそろえる。そのほか、チョコレートドリンク「本日のショコラショー」(アイス=443円、ホット=465円、アイスクリームトッピング=486円)をチョコレートの種類を変えて日替わりで用意する。
古賀久美子店長は「障害を持っている人が魅力的な仕事に就き、高賃金で働ける環境作りを目指す。来る度にわくわくドキドキしてもらえるような魅力的なセットアイテムやギフトセットも用意しているので足を運んでもらえたら」と来店を呼びかける。
営業時間は10時~19時30分。水曜定休。