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福岡市科学館で企画展「さわれる宇宙」 天体模型や体験型展示など40点

福岡市科学館で開催中の企画展「さわれる宇宙~宇宙を知るはじめのいっぽ~」会場内の体験型展示「月でジャンプ!」

福岡市科学館で開催中の企画展「さわれる宇宙~宇宙を知るはじめのいっぽ~」会場内の体験型展示「月でジャンプ!」

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 企画展「さわれる宇宙~宇宙を知るはじめのいっぽ~」が現在、福岡市科学館(福岡市中央区六本松4)3階・企画展示室で開催されている。

月食・日食の模型

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 同展は、触れる、体験できる展示を中心に宇宙に関する情報や知識を紹介する展覧会。模型やパネル、映像、体験型の展示など約40点を用意する。2026年6月に福岡市科学館でも開催される「国際プラネタリウム協会」の国際会議「IPS 2026 FUKUOKA」の関連事業として開催。福岡市科学館の企画担当の坂部初実さんは「星や天文が日常生活とも密接に関係していることを伝え、宇宙をもっと身近に感じてもらいたいと企画した」と話す。

 会場では、明石市立天文科学館が企画・制作した巡回展「宇宙をさわる」の展示のほか、書籍「こども宇宙科学」の内容の一部をパネルで紹介する。体験型展示として、触ることができる地球や火星の天体模型や月食や日食の仕組みを表す模型を置くほか、ジャンプすることにより地球と月の重力の比較が体験できる展示「月でジャンプ!」なども用意する。このほか、宇宙飛行士で福岡市科学館名誉館長の若田光一さんが実際に宇宙へ持って行った扇子を展示するほか、同館5階の基本展示室(要入場料)では、触ることができる鉄隕石を展示する。

 坂部さんは「体験したり触ったりしながら宇宙の面白さに触れ、不思議を見つけることができる内容になっている。帰り道、空を見上げる時間がもっと楽しくなったり、宇宙への興味がさらに広がったりするきっかけになればうれしい。宇宙をより深く知ることができる5階の基本展示室にも足を運んでもらえたら」と来館を呼びかける。

 開館時間は9時30分~18時(入館は17時30分まで)。火曜と12月28日~1月1日は休館。入館無料。来年1月12日まで。

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