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福岡市科学館で「地球時間の旅」 岩石や鉱物、植物標本など

「ジオパーク巡回展『地球時間の旅』~はっけん!きみだけのおもジオ~」会場

「ジオパーク巡回展『地球時間の旅』~はっけん!きみだけのおもジオ~」会場

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 巡回展「ジオパーク巡回展『地球時間の旅』~はっけん! きみだけのおもジオ~」が現在、福岡市科学館(福岡市中央区六本松4)5階オープンラボで開催されている。

「今を形作る過去の物語 ツナガル」エリア

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 2026年3月まで全国約30カ所のジオパーク関連施設を巡回する同展。ジオパークは、地球や大地を意味する「Geo」と、公園を意味する「Park」を組み合わせた造語で、地質・地形から地球の過去を知り、未来を考え、活動を行う場所のことを指す。同展では岩石や、地層・地形などの景色を通して、「身近に隠された地球スケールの物語を紹介する」という。

 展示は「ツナガル・カラフル・ツクル・ツタエル」の4つのテーマで構成。標本類は全国のジオパークから集めた岩石や、福岡県産の岩石、鉱物、植物標本など約50点。福岡会場のみで展示する標本類は、カラフルエリアで那珂川市産地の「黒雲母花こう岩」、ツタエルエリアで西区長垂の「リチウムペグマタイト」「リシア雲母」「リシア電気石」など。会場では、福岡市内で採取された岩石を触ることができるコーナーや、ざくろ石入りの砂の観察ができるコーナーも設ける。

 同施設企画チームの高瀬さんは「普段歩いている道や見かける生き物、身近な食べ物や文化・伝統も、地球がたどってきた長い物語と深く関係している。福岡には2025年現在、ジオパークはないが、当展が身の回りの自然に興味を持つきっかけになればうれしい」と話す。

 開館時間は9時30分~21時30分。火曜と12月28日~1月1日は休館。入館無料。2026年1月25日まで。

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