薬院に京都の町屋を再現したもつ鍋店-「唐長」の唐紙も

京都の町屋を再現したもつ鍋店「金魚」がオープン

京都の町屋を再現したもつ鍋店「金魚」がオープン

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 11月24日、薬院にもつ鍋店「金魚」(福岡市中央区薬院1、TEL 092-771-9611)がオープンした。

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 店舗面積は約42坪で、席数=50席、個室=1室(8名)。京都の町屋をコンセプトにした店内は賃貸用のマンションを改装、中庭を設けるなどの工夫を凝らし、京都の建具屋「井川建具店」から取り寄せた建具や大正時代の行灯をディスプレーするほか、日本で唯一残る唐紙屋「唐長」の「光琳波」「枝桜」「枝紅葉」の唐紙を使用、さらに個室を全面クッション張りにした。

 主なメニューは黒毛和牛のもつを使用した「味噌風味のもつ鍋」(1人前=950円)、「汲みあげ湯葉」(500円)、「手作りすだち豆腐」(400円)、「鴨と長葱の朴葉焼」(880円)、「地鶏の西京味噌漬け」(880円)など。ドリンクは焼酎約25種類のほか、「姶良」(600円)、「萬膳」(700円)、「八岐の梅酒」(550円)、「鶴梅ゆず梅酒」(700円)など。

 「辛々博多」「チャウバウ」「マーブランチ」「古鐵(こてつ)」「チビクリム」「バーボイス」の経営を手がけているオーナーの金山さんは「様々な飲食店を運営する中で、家族連れなど客層の間口が広い飲食店を作りたいと考えた。焼酎は、店主が蔵元に行き芋剥きを手伝ったりして蔵元でも本数の少ない焼酎を分けてもらうなどしているほか、京都へ行き日本の文化なども色々と教えてもらった。今後、この経験を生かしていきたいと思う」と話している。

 ターゲットは30代以上の男女で、想定客単価は3,500円。

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