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福岡市博物館で特別展「魔法の歴史スコープ」 所蔵資料など250点

「魔法の歴史スコープ~見つめてみよう福岡の今~」会場の様子

「魔法の歴史スコープ~見つめてみよう福岡の今~」会場の様子

 特別展「魔法の歴史スコープ~見つめてみよう福岡の今~」が現在、福岡市博物館(福岡市早良区百道浜3)で開催されている。

チュートリアルエリア、柴川敏之さんの作品

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 同展は、「人と環境の関わりの歴史」をテーマに、人と「環境」がどのように関わってきたかにスポットを当てた展覧会。同館所蔵資料をはじめ、福岡市内を中心とした出土品や重要文化財、現代美術家柴川敏之さんの作品、福岡市内の専門学校と短期大学の学生が制作した作品など約250点を展示する。

 会場ではチュートリアルと5つのターゲットに分け紹介する。チュートリアルの「41世紀の未来から見た福岡の『今』」では、「2000年後の41世紀に私たちの現代社会が『出土品(化石)』として発掘されたら」をテーマに柴川さんが制作した招き猫やキューピー人形などを展示。ターゲット1~4の「森と人」「川と人」「海と人」「町と人」では、森・川・海・町のそれぞれを切り口に、弥生時代の「鉄の斧(刃)」、弥生時代の斧や「井戸の水くみ具」、古墳時代の埴輪や「三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)」、高麗時代の「鍍金鐘(ときんしょう)」、平安時代の「白磁碗」(はくじわん)」、江戸時代の「廻船絵馬(かいせんえま)」などを紹介する。ターゲット5の「福岡の今とこれから」では、香蘭女子短期大学、専門学校福岡ビジネス・アカデミー、西日本短期大学の学生が博物館の資料を活用し制作した作品、縄文土器や勾玉(まがたま)、赤色土器からインスピレーションを得て制作したドレスやヘッドピースなどを展示する。

 関連イベントとして3月21日14時から、学芸員の資料解説や対話をしながら会場を巡る「対話しながら展覧会鑑賞」(定員10人程度)、3月28日13時30分からは西南学院大学まちづくりサークル所属の学生のガイドによるツアー「西南学院大学 MATI TO MANY presents『博物館からの帰り道が楽しくなる』まち歩きツアー」(参加無料、定員15人程度)も開く。事前予約不要。

 同館学芸員の朝岡さんは「過去・未来・現在のつながりを実感してもらいたいと思い、構成した。人と環境の関わりを通じて、人々がどのように今の社会を作ってきたのかを知り、私たちも歴史の一部として歴史を積み重ねていく存在だと感じてもらえたら」と話す。

 開館時間は9時30分~17時30分(入館は終了の30分前まで)。月曜休館。入館料は、一般=800円、高大生=500円、中学生以下無料。4月12日まで。

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