アジ美で歴代のGマーク商品100点を展示-50周年記念で

1958年度選定「電気釜RC-10K/東芝」

1958年度選定「電気釜RC-10K/東芝」

  • 0

  •  

 日本産業デザイン振興会(東京都)と九州大学大学院芸術工学研究院(福岡市南区)は1月18日より、福岡アジア美術館(福岡市博多区下川端町3)で「Gマーク50年、時代を創ったデザイナーと100のデザインの物語展」を開催する。

[広告]

 同イベントは、1957年に旧通商産業省が創設した「グッドデザイン商品選定制度」にはじまり、1998年に同振興会の主催事業である「グッドデザイン賞」に継承され今年で50周年を迎えることを記念して開催されているもので、東京・名古屋・金沢に続き4都市目。

 展示されるのは、1958年度選定「電気釜RC-10K/東芝」、1966年度選定「ニコンF/ニコン」、1999年度グッドデザイン大賞「エンタテイメントロボットAIBO/ソニー」、2005年度グッドデザイン賞「携帯電話機INFOBAR/KDDI」など、50年の間に選ばれた約3万点の中から、時代性を反映したデザインや新しい生活シーンを切り開いたエポックメーキングなデザインの商品100点。

 また、開催初日にはホンダの「シビック」や「アコード」のデザインを手がけた岩倉信弥さんや、佐野寛さん(モスデザイン研究所)らによる「グッドデザイン物語」と題したトークセッションを行なうほか、川崎和男さんや隈研吾さん、原研哉さんら同賞審査委員約50名がエッセイをつづった展覧会記念カタログ「100のデザイン、100の物語、グッドデザインの50年」(1,000円)も販売。入場無料。トークセッションは無料だが申込みが必要(定員80名)。1月23日まで。

グッドデザイン賞

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース