仏壇のはせがわが上川端に自社ビル-仏壇ミュージアムも

愛知万博(愛・地球博)にも出展した「プラチナの茶室」

愛知万博(愛・地球博)にも出展した「プラチナの茶室」

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 仏壇や墓の販売を手がけるはせがわ(福岡市博多区祇園2、TEL 092-263-7600)は、同社の店舗があった中洲川端商店街に自社ビルを建設する。地下1階地上8階で、延床面積は約2,000平方メートル。建設費は約5億5千万円で 2007年9月完成予定。

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 同ビルは、2005年3月に起きた「福岡県西方沖地震」の被害を受けて取り壊した福岡店(現在、仮店舗で営業中)を同エリアでの旗艦店として新築するもので、本社機能も同ビルに移転するほか、ビル内に伝統美術工芸品である仏壇や仏具などを展示する「仏壇ミュージアム」や、多目的ホールなどを併設する予定。美術館には、同社が所有する「プラチナの茶室」の展示も検討しているという。

 同社は、仏壇などの販売のほか「本願寺阿弥陀堂内陣荘厳」の「蓮座台」「御宮殿」や、清水寺開山堂厨子、浄土宗総本山・知恩院の華頭窓の漆塗り施工などの修復工事も手がけており、同社担当者は「まだビルの詳細は決まっていないが、日本の伝統工芸技術を生かした建物にしたい」と話している。

はせがわ

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