天神経済新聞の2006年のランキングは、上位10位のうち7つの話題がゲイツやヴィオロ、季離宮といったコンセプトの異なる3つの複合商業施設開業の記事が占めた。
ランキングは、今年1月1日~12月27日までに配信したヘッドラインニュースのページビューを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り。
1.ゲイツの出店テナント80店舗が発表-13店舗が九州初(2/14)2.ゲイツにUSENグループの大型飲食店-個室40部屋(4/18)3.森がテーマの商業施設「季離宮」のテナントが明らかに(10/16)4.天神・福岡ビル屋上に恒例の芝生ビアガーデン(5/18)5.「バナナ・リパブリック」が天神に路面店-九州初上陸(7/24)6.天神二丁目開発、施設名称は「VIORO(ヴィオロ)」に(7/14)7.天神に「メイドリフレクソロジー」が九州初上陸(1/27)8.大型商業施設「VIORO(ヴィオロ)」オープン-約300人が行列(9/15)9.今泉に「森」をテーマにした複合商業施設-土の階段も(9/19)10.35歳前後の男性をターゲットにフリーペーパー創刊(7/4)
ランキングでは、メードカフェやバナナ・リパブリック路面店など全国的にネームバリューのある業態が九州初上陸といった記事にアクセスが集中する反面、福岡ビル屋上に恒例の芝生ビアガーデンがオープンしたことや35歳前後の男性をターゲットにしたフリーペーパーの創刊など地域に密着した記事も関心を集めた。
また、11位以下も商業施設開業関連や九州初といった記事が人気を集める中、12月に掲載した「大名離れしている大人世代がターゲットの商業施設」や「紀伊國屋書店が天神から撤退」といった記事が30位内にランクインしており、街の特性や動きに敏感なユーザーの意識がうかがえた。