大名の一膳めし「青木堂」が50周年-創業当初と変わらず

大名の紺屋町通りにある一膳めし「青木堂」が50周年

大名の紺屋町通りにある一膳めし「青木堂」が50周年

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 大名の紺屋町通りにある一膳めし「青木堂」(福岡市中央区大名1、TEL 092-751-0144)が今年で創業50周年を迎える。

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 同店は、大名エリアで人通りが多い紺屋町にあり緑色の暖簾が目印。ごはんとみそ汁に、ガラスケースに入ったおかずを選ぶ「一膳めし」を創業当初から続けており、多くの常連客を抱える人気店。元々は博多区の「九州劇場」で果物や弁当の販売を行なっていたが、アイスキャンディー店などを経て1957年、現在地に「一膳めし青木堂」を開いた。

 初代の青木タカエさんは80歳近くまで配膳などを手伝いながら店に立っていたが、現在は同店の2階に住んでおり、店は2代目の青木仁一郎さんと3代目の青木秀徳さんらで切り盛りしている。

 人気のおかずは「肉じゃが」や「サバの煮付け」で、最近は同エリアに古着屋や飲食店が増えたことから20代の客が増え「かつ丼」などもよく出るという。20代の頃から同店に通っているという50代の男性は「転勤でしばらく福岡を離れていたが、戻ってきたらまだあったので驚いた。移り変わりが激しい大名で、ここ(青木堂)だけが変わらず安心する」と話していた。

 主なメニューは、ごはん(小=140円、中=160円、大=200円、特大=240円)、みそ汁(ノーマル=110円)、野菜炒め(300円)、豚ロースしょうが焼き(480円)、かつ丼(550円)、チキンライス(500円)、ちゃんぽん(500円)など。営業時間は8時30分~20時30分。祝日は11時~17時。日曜定休。

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