チャイニーズレストランの日本浪漫座(福岡市中央区舞鶴1、TEL 092-751-4705)は2月9日、麺と餃子の専門店「中国ラーメン餃子房603(ロマンザ)」(中央区舞鶴1、TEL 092-716-7366)をオープンした。
店舗面積は約22坪で、席数=30席、カウンター席=8席。ガラス窓には赤のペンキでメニューが描かれ、壁に中国のポスターが貼られた店内は、天井から赤い提灯を吊るし、テーブルクロスをビニール製にするなど、「本場の中国の露店を意識した」(同社)空間になっている。
主なメニューは、坦々麺(700円)、炒めネギラーメン(680円)、五目あんかけ湯麺(750円)など約20種類の麺と、博多ひとくち餃子(320円)、皿エビワンタン(350円)、肉シューマイ(300円)など点心のほか、XO醤の炒飯(750円)、杏仁豆腐(280円)など。
出店について同店オーナーの溝上紀美代さんは「日本浪漫座でランチメニューのみ提供している麺類の需要が高まったことと、一口(ひとくち)餃子の人気が高いことからこの2つに特化した店を出そうと思った。中国人スタッフを多く起用して、本場の露店のような店作りをすることで中国の雰囲気を味わえる店にしたい」と話している。
日本浪漫座は20年前に四川料理を基本に「福岡の人に食べやすいように」にアレンジしたものを提供するチャイニーズレストランとして創業。結婚式の宴会場としても利用されており、現在まで約1,000組のカップルの宴会が行なわれたという。
ターゲットは近隣の住民や学生、会社員など。想定客単価は「1,000円でおつりがくるくらい」という。営業時間は11時30分~翌2時まで。