岩田屋で「春の行事」用弁当特集-需要の伸び背景に販売強化

岩田屋で「春の行事」用弁当特集。写真=「柚子庵」のひな祭り限定弁当

岩田屋で「春の行事」用弁当特集。写真=「柚子庵」のひな祭り限定弁当

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 岩田屋本店(福岡市中央区天神2、TEL 092-721-1111)は2月21日より、花見やひな祭りなど「春の行事」用の弁当やオードブルを提供する特集企画「春の集いのおもてなし」を本店地階2階食品売り場で行う。

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 今回が初となる同企画は、テナント各店で提供していた「春の行事用」の弁当の需要が2~3年前から伸びていることを背景に参加店舗を集めての開催を決めた。同店広報担当の上田さんは「今年は団塊世代のハッピーリタイアなどもあり、ひな祭り、謝恩、卒業、合格などの行事と合わせて大きなニーズを見込んでいる」という。

 商品は、「博多の春」をイメージしたという20種類以上の季節の素材で作った料亭・老松の「春がすみ」(3,150円)や、吉兆の「伝説の松花堂弁当」(5,250円)、料亭・博多い津みと柳橋連合市場にある和菓子店「鮹松月(たこしょうげつ)」のコラボレーション弁当「ひな祭りお重」(2,201円)、福岡在住の料理研究家・上村節子さんの「思いっきり弁当」(1,260円)、中華の定番惣菜を揃えた香港菜館の「中華オードブル」(3,150円)、巻寿司専門店の古市庵の「巻寿司盛」(2,310円)など。

 同店では、パーソナルターゲットの40代以上の女性のほか、団塊世代の家族や企業の花見の幹事などの需要を想定。上田さんは「暖冬傾向で桜の開花も早いと予測されることから、早めの準備をした。例年の20%増しの売り上げを見込んでいる」と話している。

 受付期間は4月10日までで、ひな祭り用弁当の受け渡し期間は3月1日~3日。受け付け・引き渡しは各店で行っており、電話での注文は受付けていない。また、料亭・老松のみ注文金額が1万円以上の場合、福岡市内であれば花見会場などへの配達も行うという。

岩田屋

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